政治家って。

先日とある政党の地元集会に足を運んだ。

お付き合いで行ったのでその地元は私の地元ではない。

そこには地元県議会議員、市議会議員、県議会議員の後任という方がいた。

そもそもその政党を応援しているわけではない。

あまり難しいことはわからないので、選挙は人で票を入れるようにしている。

初めてそのような会に足を運んだのだが、とても異様な空間だった。

平日の夕方ということもあってか、来場者は高齢の方がほとんど。

250人ほど収容できる会場は半分埋まっているかどうか。

県議会議員の方は愛想もなく入口あたりでスタッフの方へ指示していたり、

悪く言えばとても偉そう。

県議会議員の後任の方はお母さまと思われる方が秘書のようなことを

されているのか、親子丸出しで異様。

講演はどうだったかというと、県議会議員の方、ろれつが回っていない。

引退されるのもうなずける。

市議会議員の方、こんな取り組みやってます！という話。

きれいごとでまとめていたけれど、とても聞きやすかった印象。

女性の方。最初は無所属でこの政党の公認を得て違う区から出馬したが落選し

この政党に所属しないと当選できないんだと痛感していたところ、

引退される県議会議員の地元から出馬しないかと言われ当選したとのこと。

すごく違和感。

当選したいからこの政党に属する。そういうものなの？

県議会議員の後任の方。初めて講演されるのか。

どうやら地元は隣市のようで、学生時代この地元に通っていて

地元の方が優しいと。いい人だと。だからこの街をよくしたいと。

地盤を継ぐために母親と二人（ほかにも家族がいるとのこと）

引っ越したそうだ。

大学時代に政治家になりたいと思ったとのことだが、

どうしてそう思ったのか、どういう思いでそう思ったのか、

全然思いが伝わらない。この方は何がしたいんだろう？

私は地元ではないから関係ないが、まともな人がこれを聞いて応援したい！

と思うのだろうか？

遅れてやってきた参議院の方。

どうしてもとある法案を通したいとのこと。

通すことに躍起になっていて、その法案が本当に国民のためのものなのか

そんなこと後先といった様子。

結局、政治家ってこんなものなんだろうか。

選ぶ権利を大事にしたいと痛感した日だった。